2005年 11月 10日
Tokyo Motor Show - Portraits -
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(個人的に)この日ナンバー1だったKIAブースのオネーサマ。
コシナ製フォクトレンダーのMF(マニュアルフォーカス)レンズ、COLOR-HELIAR 75mmで撮影。
35mm判換算で焦点距離110mmちょっとと望遠の領域に入ってしまうため、僕の撮影スタイルだと出番が
限られてしまいますが、こんなときには大活躍。
ポートレートには少し離れていても大写しできる、これくらいがちょうどいいねぇ。
細部の描写も非常にシャープ、ボケ味もきれいでとても美しい画を描いてくれます。

PENTAXといえば描写も質感もすばらしいLimitedシリーズという単焦点レンズ群があり、31/40/43/77mm が
ラインナップされています(もちろんAF(オートフォーカス))。
よほどのひねくれ者でもない限りPENTAX使いはこれを買うともれなく幸せになれるのですが、当時、PENTAXの
銀塩MFカメラ“LX”を使っていた僕は「AFなんかいらん(てかLXじゃ使えん)」と、MFオンリーのフォクトレンダー
シリーズに走ってしまったのでした。
それも75mmだけじゃなく、よく当ブログにも登場しているULTRON 40mmと2本まとめてお買い上げ。
Limitedシリーズとかぶりまくりのラインナップ、我ながらそのアマノジャクぶりに笑ってしまいます。
AFレンズのあのスカスカなピントリングが嫌いだったんですよ。

しかし後に*ist Dsを入手し、コイツはもちろんAFに対応しているワケです。
慣れているのでMFが苦ではないのですが、ピント合わせの正確さ、速さはやっぱりAFにかないません。
最近になってやっとAFの有用性、というかちょっとウラヤマシイ気持ちに気がついたりして。
ただMFにも利点はあって、フレーミングをきっちり決めた後にピントを自由に合わせられる(追い込める)んですね。
AFだと通常中央で合焦させてからシャッター半押しのままピントを固定し、カメラを振ってフレーミングを決定します。
(最近の多測距点方式だとこうじゃないかもしれませんが、あれは使いづらくて嫌い)
どうもこれだとフレーミングに集中できない気がするんですね。
いや、これも「慣れ」なのかなぁ... どちらにせよちゃんとしたAFレンズを一度じっくり使い込んでみたいです。

...と、お堅いことをナガナガと書いてきましたが、女性のポートレート撮影は楽しいねぇ。
車見るのも忘れてついカシャカシャ撮りまくってしまいました。
日ごろからご覧頂いている(男性読者の)みなさまに感謝を込めて、サービスショットデス。
いろんなトコロでモーターショーのコンパニオン特集されていると思うけど、ここまでの解像度はそうはないはず、
とちょっと自画自賛。
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These foto by PENTAX *ist Ds + Voigtlander COLOR-HELIAR 75mm F2.5 SL


by alfa_driver1972 | 2005-11-10 23:40 | PENTAX *ist Ds


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