2006年 07月 28日
博多うまかもん ~名店と名物と
博多2日目の朝。
梅雨真っ只中(例年なら明けてるころなのにね)ながら、この日のお天気は曇り時々晴れ。
時おり見える青空、街路樹に響く蝉の鳴き声... あ、この鳴き声はクマゼミ。
関東ではあまり耳にしないこの声、西日本(山口県)出身者としては子供のころの夏を思い出させてくれます。

さて、蝉も鳴いてるし(関係ないか)朝飯も食べてないし、早めのお昼ご飯にしましょう。
現地案内人M-RATTさんが連れて行ってくれたのはこちら。
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生け簀の広がる名店、「博多料亭 稚加榮」です。
辛子明太子でも有名なこちら、「料亭」の名のとおりちょっと敷居の高いお店なのですが、お昼には
500食限定、リーズナブルな「稚加榮特製お昼食」をいただくことができます。
行列必至のこの人気メニュー、ありつくためにも早め早めの行動が吉なのでありました。
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2種類の選択肢の中から、こちらは「和定食」。
このボリューム、間違いない料亭の味でなんとお値段¥1,260。
人気なのもうなずけますな。
刺身も天ぷらもクオリティ高し、おまけにこの量、お腹パンパン大満足です。

さて、このあとは僕の写真の原点、福岡空港の滑走路エンドや(このときの様子はまた後日)、天神、
中州を散歩、というか腹ごなし。
朝、地元から合流した友人に加え、わざわざ泊まりできてくれた妹(と福山からの特別ゲスト...
飛び入り参加どうもありがとう)も加えて、ワイワイガヤガヤと次のお店を目指します。
陽が西に傾いてきたころ、到着した目的地は...
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数多い博多名物の一つ、「水たき」です。
数時間煮込んだ鶏のダシ、白濁したスープが最大の特徴。
まずはこのスープだけを塩と柚子胡椒でいただきます。
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さっぱりとした、けどしっかりとエキスの詰まったスープです。
これに麺を入れるだけで立派なラーメンになりそう。

そしてメインの具材はこちら。
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巨大ハンバーグ... じゃなくて、鶏団子です。
仲居さんが手際よく丸めて鍋に入れてくれます。
ぶつ切りになった鶏肉は、正直なところ、そのおいしさのほとんどをスープに出してくれていた感じでしたが、
この鶏団子は絶品。
濃厚だけど臭みのない、極上の鶏の味でした。
そしてそのスープを吸ったキャベツがまた旨いこと旨いこと。
噂にはよく聞いていた「博多の水たき」、鶏肉の魅力を堪能させてくれました。

もうお腹いっぱい、昨日からいいもんばっか食べてるなぁと子供みたいにお腹をさすっていると...
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この場に集まっていた内の3人(自分含)がなんと同じ1972年7月生まれだということで、奥様陣とM-RATTさんが
びっくりどっきり企画を「仕込んで」くれていたのでした。
うちのカミサン、前日コソコソ携帯メールしてたのはコレだったのかぁ...
思いがけない2度目のハッピーバースデー、大勢の人に祝ってもらうのもうれしいものです。
心優しいみなさんに感謝!
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PENTAX *ist Ds + smc PENTAX-DA 16-45mm F4 ED

友人のみんなとはここでお別れ。
みなさん、ホントにお世話になりました。
いい博多の思い出ができましたよ、ありがとう。

こうして博多2日目の夜も更けていくのでした。

(まだつづきます)

by alfa_driver1972 | 2006-07-28 00:05 | 一食入魂


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