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2006年 10月 30日
Relation
朝4時起床、窓の外は雨。
PCに表示された天気予報にも傘マーク、早起きのお天気オネーサンも「今日は一日ぐずついた空模様...」。
ずっと秋晴れがつづいてたのになんで今日に限って... と思いっきり自分都合的なことを考えながら、2台の
自転車を載せた147で、夜明け前の東名を西にひた走ります。

目指すは富士スピードウエイ
富士チャレンジ200」4時間エンデューロ、1周4.5kmのコースを5人のリレーでつなぎます。
今回は初レース、初サーキット走行な方たちと組んだチームの「デビュー戦」。
事故なく、怪我なく、たのしんでもらわなければ... 感じる必要のない責任感をちょっとだけ胸にしまいながら、
なのに雨だもんなぁサイアクー、とテンション上がらず。

ところが。
サーキットに到着しピットで待機しているうちに、
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雲の切れ目から青空が。
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コース上こそまだウエットな状態ですが、急速に天候が回復してきています。
ヨシ、これはイケルかも。

まずは試走タイム、デジカメを持っていざ出撃。
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雨雲のいなくなった空にくっきりと富士山の姿が浮かびます。

 動画1 300Rからダンロップコーナーへ

滑らかな路面、広いコース、さわやかな朝の空気... キモチイイ~。
晴れてよかったぁ。

試走を終えキッズレースが終わると、いよいよレーススタートです。
この頃には路面もほぼドライ、最高のコンディションでデビューを飾れることにホッと一安心。
まずは自分の出番、スタートライダーとして3周を走りきります。
約2,000名がいっせいにスタート... したはずなのですが後方に陣取っていたためなかなか前に進まず。
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数分後、ようやくスタートラインを越え大混雑の1コーナーへ。

 動画2 スタート!

下りは60km/hオーバー、登りはインナーギアにかけて十数km/h、メリハリのあるコースです。
去年のソロ100kmではこの登りが恨めしくて仕方がありませんでしたが、3周くらいならなんとか気合で
乗り切れ... たことにしておきましょう。
スプリントはスプリントでやっぱりシンドイです。

ゼーハー息を切らしながらピットイン。
次の走者はボルドーさん、タスキ代わりのアームバンドを渡して「行ってらっしゃい」。

百文は一見にしかず、ここからは写真でその様子をご覧ください。
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おそろいのジャージが決まってるでしょ?
ロードをはじめられてまだ1ヶ月(!)、これがレースデビューのwhitewildさんご夫妻、サーキットは
初体験のボルドーさん
「キモチイイ!」「タノシイ!」「...けどシンドイ」とかいいながら、みんな笑顔。
ちょっと無謀な挑戦か? と思ったこともありましたがそんな心配は無用でしたね。

1スティント30分弱を1人2回走ると、あっという間に4時間終了です。
フィニッシュの演出がちょっとうまくいかなかったのが悔やまれますが(ゴメンナサイ)、誰一人怪我することも
なく、PM1時、無事ゴール。
5人で合計24周、約110kmをつなぐことができました。

昨年に引き続き100kmソロ参加組のJanoさん、みつおくん(2人ともタイムアップおめでとう!)、そして
わざわざ応援に駆けつけてくれたプリンPaPaさん夫妻(差し入れありがとう!)を交えて、レース後の会話にも
花がさきます。

「いいからちょっと乗ってみなよ、ぜんぜん違うから」
「変速もしてみてさ、これがまた超キモチイイのよ」
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(whitewildさん撮影)

こうしてまたあらたな感染者が一人... イヒヒヒ。

サーキットをあとにして、むかうは本日の最終目的地、東名鮎沢PA。
お目当てはコチラ。
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#1, 5, 14, 15 PENTAX *ist Ds + smc PENTAX-DA 16-45mm F4 ED
#6 - 13 PENTAX *ist Ds + smc PENTAX-F 100-300mm F4.5-5.6
#2, 3, 4 SONY DSC-T9

「アジフライ」と「豚汁定食」のコンビ技。
すこし塩気の強い味付けが水分の抜けた体にキクキク... レース後はこういう気取らない食事がいいですね。
みんな山盛りのご飯をペロリと平らげてしまったのでした。

秋晴れの中の運動会、みなさんおつかれさまでした。
さあ次はどのレースにします?

by alfa_driver1972 | 2006-10-30 23:50 | Bicycle | Comments(20)
2006年 10月 28日
iPod "U2"
先日の鈴鹿へのドライブでお世話になったプリンPaPaさんの147には、iPod nano(1st)が装着されて
いました。
片道5時間近くの道中もBGMはゴキゲンにノンストップ。
こりゃあ便利だなぁと一気に物欲に火が...

よし、ウチもnanoを買うべと銀座のApple Storeへ。
Apple store限定の赤い彗星専用nanoがお目当て。
さて、実物を見てみると... レッドカラーはなかなか好みだったものの、2世代目nanoのスタイリングが
今ひとつしっくりこない。
う~ん、これは前のツルピカモデルの方がカッコヨカッタなぁとか思いつつ、隣のテーブルへ。
それまでまったく眼中になかった本家本元のiPodが置いてあります。
え、これってnanoに数千円足すだけで30GB入っちゃうの?
30GBってことは圧縮率等考えてCD300~500枚ってところかな... 家のCDがほとんど入っちゃうな。
ってことは、車に乗るときCDを持ち込む必要がまずなくなる、と... それは魅力的。

で、結局我が家にやってきたのは
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U2の大ファンというわけではないのですが(もちろん好きですよ)、赤いホイールにやられてしまいました。
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しかしAppleってなんでこんなにパッケージデザインでワクワクさせてくれるんでしょう。
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夜な夜な家のCDライブラリをiTunesで取り込んでいるのですが、iPod + iTunesの組み合わせはいまさら
ながらスゴイですね。
音楽を「買う」「取り込む」「整理する」「持ち出す」、これらをしっかりエンタテインメントにしてしまっています。
おかげでもう寝不足寝不足...
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PENTAX *ist Ds + smc PENTAX-DA 16-45mm F4 ED

黒のボディに白のイヤホンがあまりに浮いてしまうので、前から使っていたSENNHEISERを付けて、まずは
通勤に使っています。
音質は必要にして十分、気になっていた大きさ、重さもカバンの中に入れていると気になりません。
しかしこのツルテカボディ、めちゃくちゃ傷、汚れが気になりますね。
この手のものにカバーをつけるのは好きではなかったのですが、さすがにこのキレイなボディーをキープする
ために、過保護なくらい厚いシリコンジャケットを着せてあげました。
けどそうするとこの美しいボディーが隠れてしまう... 痛し痒しですなぁ。

次はいよいよ147への搭載です。
実はちょっと考えていることがありまして... これは後日のお楽しみ。

by alfa_driver1972 | 2006-10-28 01:36 | PENTAX *ist Ds | Comments(12)
2006年 10月 23日
Non Stop Train
自転車には最高のシーズン「秋本番」です。
この時期はチャリイベントも目白押し。
去年はじめて参加した「富士チャレンジ200」、今年も10月の終わりに開催されます。
前回は夫婦揃って100kmソロへの参戦だったのですが、今回はチームエンデューロにエントリー。
サーキットデビューの方も含めた" TEAM HENTAX "で4時間楽しむ予定です。

「じゃあちょっと練習しましょうか」ということで、埼玉まで遠征してきました。
同じチームで参戦するwhitewildさんご夫妻にボルドーさん、それに今年も100kmソロに参戦のJanoさん。
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まずは男性チームでレッツゴー。

ここのコースを走るのは初めてだったのですが、約5kmの周回路をノンストップで走ることができます。
25~30km/hくらいの速度で足をクルクル。
すすき野原の広がる秋の景色が気持ちいい~。
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自転車との一体感、もう乗ってるだけで気持ちいいんですよね。
乗ってヨシ、イジってヨシ、眺めてヨシ、そして集ってヨシ。
ロード買ってよかったなぁと思える瞬間です。

そしてこちら、ロードデビュー1ヶ月弱とはとても思えないwhitewildさんの雄姿。
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うらやましいくらいフォームがきまってます。

今日は女性チームも結成。
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同じGIANTのOCR3。
色違いがいい感じです。

さて、気づけば本番までちょうどあと1週間。
安全第一でがんばりましょうね。

by alfa_driver1972 | 2006-10-23 01:17 | Bicycle | Comments(8)
2006年 10月 15日
Last Dance Suzuka ~Now and Forever
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明けて日曜日、決勝の日をむかえました。
今日も朝から素晴らしい秋晴れ。
そしてそのお天気につられるようにすごい人、人、人... 決勝のこの日だけで16万5千人、金曜日からの
3日間で36万人を超す方がこの鈴鹿をおとずれたそうです。
最後「かもしれない」鈴鹿ということも、もちろんあるんでしょうね。

この日の主役は間違いなく、「最後」のミハエル・シューマッハ。
そしてもう一人主役に負けない声援を集めていたのが、
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彼、佐藤琢磨。
1年目のスーパーアグリにあまり多くは求めますまい... ほとんどの観客はそう思っていたはず。
しかし琢磨本人はきっとそんなこと考えていなかったでしょうね。
この日の彼のパフォーマンス、ファンサービスなど、「鈴鹿」「日本GP」にかける意気込みが伝わってきて、
とても気持ちのいいものでした。
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決勝の結果はみなさんご存知の通り。
ミハエルにとって111戦ぶり、なんと6年もの間1度も壊れなかったフェラーリエンジンが悲鳴をあげて
しまいました。
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その瞬間スタンド全体ががっくりとため息...
「1 1 1」という数字が、なにかミハエルの運命をあらわしている気さえしたりして。
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来期はマクラーレンで戦うアロンソ、そして赤いレーシングスーツに袖を通す(似合うかな?)ライコネン。
そして個人的に1押しのニコ・ロズベルグにロベルト・クビサなどなど... 新世代ドライバーたちの熱い走りに
期待ですね。

レースが終わると、それまでエンジンの轟音とエアーホーンに包まれていたスタンドに静寂が訪れます。
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涼しい秋風に熱気も流されます。
ビジョンで流れるレースリプレイを見おわるとすっかり日もくれてしまいました。
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けどメインスタンド前にはまだまだ人が残っています。
しばらくお別れの鈴鹿に名残惜しさを感じているんでしょうね。
もちろん僕たちも含めて。
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「それでもF1は続いていくのです」
94年サンマリノでの今宮さんの声を思い出しながら、ミハエルのいないF1、鈴鹿のないF1がいったい
どんなものになるのか、しばし考えをめぐらせていました。

by alfa_driver1972 | 2006-10-15 23:30 | foto+diary | Comments(6)
2006年 10月 10日
Last Dance Suzuka ~フリー走行と予選とひつまぶし
2004年 鈴鹿に台風直撃で土曜日のセッションキャンセル、日曜日のみの初のワンデーF1。
体調不良で点滴打ちながらの初のF1生観戦、実に印象深いというかなんというか... 半分記憶なし。

2005年 予選雨、決勝秋晴れ。予選17位スタートのライコネン、ラスト1LAPでの大逆転勝利。
この年のベストレースを体調バッチリで2回目の生F1。最後のV10の咆哮を聞けてよかった。

そして2006年 最後の赤い皇帝、最後の?鈴鹿、初のスーパーアグリ凱旋、チャンピオンシップの行方は?
ドラマ盛りだくさんの3回目の「鈴鹿詣で」、さていかに?

今年も鈴鹿まで行ってまいりました。
旅の出発は土曜日午前2時、山梨に向けて車を走らせます。
そこでプリンPaPaさん夫妻と合流、中央道で一路鈴鹿を目指します。

鈴鹿に到着したのが午前9時。
まるで決勝当日のようなすごい人出の中、シケイン前のスタンドに到着。
ここはF1初観戦のときに座った場所、とても近くにマシンを見ることができます。
今年は予選からいいお天気、陽射しの強さに季節外れの日焼けをしてしまうほど。
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ときおり吹く10月らしい涼しい風が、火照った体を冷ましてくれます。

F1を生で見る最大の理由... それはその「サウンド」。
美味しいものの味を言葉では説明できないように、こればかりは一度聞いてみていただかないとなかなか
理解してもらえないでしょう。
たかだか2.4LのV8エンジンから発せられているとは思えない、すざましい音量とソプラノです。
去年までのV10と比べてどうかなと思っていましたが、音量自体はさほど変化ありませんでした。
トーンは少し低音寄りになりましたかね... ちょっとV10が懐かしくもあります。

そしてここシケインではこのサウンドをかなり近距離で体験できます。
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130Rからの全開サウンド、7速から2速に落とすブリッピング、そして再加速のサウンド。
1時間の予選が終わったあとは、しばらく耳でセミが鳴きっぱなしになるほどです...
スピードが落ちるのでF1の「速さ」を堪能するには今ひとつですが、その分写真は撮りやすい場所です。
とはいえ、目の前には立ちはばかる2重のフェンス... 撮影には厳しい環境でしたけど。
(以下マシンの写真はかなりトリミングありでお送りいたします)

予選は兄シューマッハが2位、パートナーのマッサが1位と赤のフェラーリがフロントロー独占。
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2列目にトヨタ、3列目にルノー、4列目にホンダ。
(しかしトヨタは毎年鈴鹿では予選「だけ」速いですね、なんなんでしょ)
マクラーレンの2台が第3ステージに進めず、ちょっとした番狂わせでした。

特筆すべきは「ノックアウト方式」の予選が生で見ても大変おもしろかったこと。
去年までの1台ずつ走らせる方式よりドラマ性があってたのしめました。
琢磨が第2ステージまで進めるとなお盛り上がったでしょうけどねぇ...

スタンドの声援盛り上がり具合は、まず「最後の鈴鹿」となる兄シューマッハ、次になんだかんだいわれても
やはり日本のエース、琢磨。
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この2人は別格。
次にホンダのプリンス、バトン、どうにもツキがないライコネン、遅くても予選でコケても左近、フェラーリの
威力?マッサ、そしてフィジコ、トゥルーリのイタリア男(色男)コンビ、って感じでした。
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対してもう1人のチャンピオン候補、アロンソはというと... う~ん、日本ではすっかり悪役イメージが浸透して
しまいましたなぁ...
(でも決勝後のウィニングランではあたたかい拍手で迎えられてました、これが鈴鹿のいいところ)
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もう一つランキング、私的エンジンサウンド評価。
まずダントツでホンダ(not アグリ)、次に意外?なBMW。
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この2メークスはいい音してましたねぇ。
特にホンダは、シケイン立ち上がりでTC(トラクションコントロール)のブリブリという気持ちよくない音があまり
聞こえず、澄んだ「ホンダサウンド」を響かせてました。
次点が唯一のV10、トロ・ロッソ。
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回転数規制をかけられているとはいえ、3L、V10の音はやはり気持ちよかったです。
それに比べるとフェラーリ、ルノーのトップ勢は、ことエンジン音に関してはあまり特徴がなかったです。
裏返して考えると、今のF1はエンジンパワーだけでは勝てない、ということなのかもしれませんね。
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予選も終わり夕方には名古屋近くの宿に移動。
そして今日の第2イベント、東海在住のアルファ乗りのみなまさとお会いすることができました。
名古屋在住の方のみならず、お隣の豊田、はたまた福井県からお越しの方まで... ありがとうございました。
ひさびさにお会いできてたのしかったです。

リクエストさせていただいた食べ物はもちろん...
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ここのひつまぶしがおいしいんだなぁ...

そして名古屋といえばヘンな喫茶店。
最近関東でも有名になった感のある「コメダ」の姉妹店に連れて行っていただきました。
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こんなメニューがあったり(値段に注目)。
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自分で焼くダンゴ、見たことありません。
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こうしてほぼ24hour、リアルタイムに進行したあとは布団の上でバタンキュー。
明日の決勝に備えます。

by alfa_driver1972 | 2006-10-10 23:45 | foto+diary | Comments(12)
2006年 10月 05日
Road to Hawaii ~Driving!
センチュリーライドから2日目の火曜日、はやくもハワイで過ごす最後の1日。
初日に続いてこの日はレンタカーを予約してあったので、ホノルルからノース・ショアに向けてドライブです。
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車を借りに歩いていたときに見つけた自転車止め。
機能とデザインが一致していますね、ユニーク。

さあ、ドライブにでかけましょう。
センチュリーライドで走ったコースをなぞりつつ(車だと楽だねって、当たり前)、島の東海岸に沿って進みます。
まず車を止めたのが、昨日セスナから見えたハナウマ湾。
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下のほうには珊瑚が広がっています... らしいのですがそこまでは行かず(風強くて)。
この日は、朝こそ薄日がさしていたものの、すこしぐずつき気味なお天気。
絶好のドライブ日和、とはいえないのが残念でした。

どんどん北に進んでいき、1時間ちょっとで「ノース・ショア」エリアに入ってきました。
すると、昨日お世話になったワシン・エアの教官から「この町でシュリンプを食べるといいよ」と聞いていた
"KAHUKU" (カフク)という町が見えてきました。
エビの養殖がさかんということで、道沿いには "SHRIMP" の看板がたくさん。
そんな数々あるお店の中で、地元パトカーをはじめいっぱい車が止まっているお店を発見。
僕のウマイモノレーダーがピクンと反応しましたよ... よしここで昼ごはんにしよう。
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お店の中には水槽がおいてあり、生きたままのシュリンプをその場で調理してくれます。
オーダーしたのはシュリンプのガーリック&バター炒めライス付き。
笑顔のステキなテキパキとした女性の店員さんにサンキューといって受け取ったのは...
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大ぶりのシュリンプにたっぷりのガーリックバターソース。
プリップリのシュリンプ、ライスにソースからんでこれがまたウマイ... あっという間に完食。
アメリカンフードの量の多さにすっかり怖気づいてしまい「2人で1皿」が基本になっていたのですが、
ここは2人前食べてもよかったかな。
今回のハワイ旅行でベストな1皿でした。

さらに車をすすめ、ノース・ショアの中心地 "HALEIWA" にやってきました。
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「古きよき」を残した、なかなか味のある町です。
ただこの頃からさらに雨の勢いが増してきて、町歩きにはちょっとキツイ天候。
というわけで、とりあえず名物でもいただきましょうか。
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ガイドブックには必ず載ってる、「マツモト」というお店のシェイブアイス、ようは「カキ氷」ですな。
写真には写ってませんが、氷の下にはあずきがたっぷり。
これでSサイズです(これだから警戒したくもなるというもの)。

どうせ祭り屋台のフラッペみたいなもんでしょ、とあまり期待せずに食べてみると...
ウマいんですな、これが。
なんせ氷が細かくて食感がいいのと、あずきも本格的。
これで2ドルちょっととは日本のカキ氷も真っ青です。

天候が回復する気配もないので、ちょっと早いですがワイキキに向けて帰路に着きます。
本当はここにいたるまでのビーチで水遊びをしようと思っていたのですが、このお天気ではねぇ。
途中、超有名な観光地、DOLEのパイナップルプランテーションに寄って、パイナップルソフトを食べて
(イマイチでした)、島の真ん中を突っ切るH2フリーウエイに乗ります。
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片側5車線もある広いフリーウエイ。
2日目のドライブでだいぶ道にも慣れてきました。
ホノルルの市街地を離れてしまえば基本的に「一本道」なので、そう迷子になることもありません。
横でカミサンがスヤスヤしていてももう大丈夫。

グルっと島を半周し終わってホテルに近づき... 
しかしこのまま海に入らないで帰るってのもなぁ... なんか後悔しそうですよ。
ワイキキまで戻ると、晴れはしないものの雨はあがり、気温的には十分泳げる感じです。
よし、もう一回ドライブ開始! 進路を再び東にとります。

車を走らせること30分、全米ベストビーチの常連 "Kailua Beach" に到着。
ワイキキのビーチでも十分キレイだと思ったのですが、さらに砂は細かく白く、海水は透明度を増し...
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晴れてたら最高だったのにねぇとか言いつつ、こんなベタなことをしてみたり。
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2人で100マイルを走ったことがもちろんこの旅一番の思い出ですが、それ以外のハワイ、オアフ島もたくさん
エンジョイすることができました。

はじめてのハワイ(オアフ)の印象は... ノンビリと安心して休息を取るための海外旅行にはピッタリですね。
なんせ海はキレイだし、天候は安定しているし、ワイキキには買うもの、食べるものにまったく困らない
都市機能(それも抜群の治安のよさが備わって)がついています。
日本から直行便に乗ればわずか6時間で着いちゃうというのもとても魅力的。
そして何より親切なハワイの人々... なにもかも「安心」して楽しめちゃうのが最大の美点ですね。

旅って、日々の喧騒から逃れ安らぎを求めるためのものと、何かあたらしいものを見たり感じたりするための
2種類があると思うんですよね。
(旅行のプランをたてるとき、いつもどちらにするかで頭を悩ませるのです)
ハワイは前者のタイプ、日本人の多さなども含め、もうすこしだけ「非日常感」があると最高かなぁ。

突出してトガった部分もない代わりに、これだけ自然と街のバランスがとれた場所もそうはないね、というのが
われわれ2人の感想です。
それと同時に、やっぱりここはアメリカなんだなぁといろんな場所で思いました。
(あ、英語できなくても大丈夫ってのはありゃウソです。やっぱできたほうが楽しめます、ゼッタイ)


さて... まだまだ遊び足らない感じもありますが、出発の日がやってきてしまいました。
早朝、レンタカーに再び自転車のハードケースを積み込んで、ホノルル空港に向かいます。
この日は朝からいいお天気... 一日ずれてくれりゃよかったのにとちょっと恨みブシ。

用心してタイムテーブルの3時間前に空港に着いたのですが、早朝ということもあり搭乗客が少なく、
あっという間にイミグレまで終わってしまいました。
じゃモーニングセットでも食べますかと、またもやバーガーキングのお世話になっていると、
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彼の地では犬も朝からハンバーガーです(きっとウソ)。

オープンエアの待合室でPCを広げて、みなさんからのコメントに返事を打ちつつ(たくさんのコメントをいただき、
本当に感謝しています、ありがとう)、頬をなでる朝の風の気持ちのイイこと...
つくづくもうすこし日程を長めにしておけばよかったなぁと思いながら、日本に向けて出発です。
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なんのかんの言いながら、ここにはまた来てしまいそうな気がしています。
それが9月のこの時期、自転車をもってになるかどうかは... 

これからゆっくり考えますね。
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by alfa_driver1972 | 2006-10-05 21:00 | PENTAX *ist Ds | Comments(8)
2006年 10月 04日
Road to Hawaii ~Flying!
寝る前に貼った湿布(ABCストアで売ってました)のおかげか、100マイル走った翌日は筋肉痛も最小限。
思いのほか体が動きます。
今日は朝からイイお天気、よ~し遊ぶぞ~!

またまたABCストアで買い込んだシュノーケルセットとゴザ、飲み物にフルーツを持ってホテル目の前のビーチへ。
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カミサンは木陰でウトウト...
僕はアグレッシブに(?)ボディーボードなんぞをレンタルして立ち向かう波に挑戦... 惨敗しました。
(ボディーボードってけっこう難しいですね)

お昼過ぎに部屋に戻って、次はナニするかなぁ。
せっかくだからハワイでしかできないことを... ねえねえやっぱコレ乗りたんだけど、ダメ?
ガイドブックのあるページを指差しながらカミサンを説得開始...

...しばし格闘...

今回はツイてないんだからと大反対されましたが、無理くり押し切り勝ち。
だって日本じゃぜったい乗れないもん。

で、その乗り物とは...
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セスナ(正確にはPiper機)です。
え? これくらいだったら日本でも乗れるだろって?
いやいや、違うんですよ... 座る席が。
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コックピットの「レフトシート」、なんと機長用の座席に座るのです。

そう、ここ「ワシン・エア」ではセスナの体験操縦をさせてもらえるんです。
普通「体験操縦」というと、教官が離陸させた飛行機で上空でちょっとだけ操縦代わって... と思うでしょ?
ここでは違うんです。
エンジンスタートからタキシング(地上滑走)、離陸、飛行、そしてなんと着陸まで、全部をやらせて
もらえるのです。
もちろん横にはベテラン教官が座って、操縦の指示、管制とのやりとりなどはやってくれるのですが、
アシストは必要最低限。
実際体験してわかりましたが、よほど危なくない限りホントに手出しをせずただ見守っていてくれます。
(ただ足元のラダーペダル操作は教官がやってくれていたようです)

約15分程度の簡単な地上レクチャーを受けたあと、教官の愛情たっぷりのユーモアにビビらされて半泣き
状態のカミサンがリアシートへ、教官がコパイ用のライトシート、そして僕は機長用のレフトシートへ
乗り込みます。
ヘッドセットをつけると教官とカミサンの声、そして管制塔との無線のやり取りが聞こえてきます。
(早口の英語でナニ言ってるのかさっぱりワカラン)
車のものと同じようなキーを挿し、右へひねると... ブルッ、ブル~ンとエンジン始動、目の前のプロペラが
回り始めます。
スロットルレバーを上げてタキシングスタート。

そうそう、ここは「ホノルル国際空港」、僕たちが降りたのと同じでっかい滑走路に小さいセスナで進入します。
教官が管制塔に離陸許可を取って... "Ok!" のサイン、ついに離陸です。

スロットルレバーを目一杯押し込んでエンジン全開、高鳴るプロペラの音、目線はスピードメーターに。
針が60ノット(約108km/h)を指したところで操縦桿をグッと手前に引きます。
機首が上がって、ちょっとだけフワッとしたと思うと... お~、もう飛んでる~、すげ~!

動画1 Take Off!

この日は大気が安定していたため、エンジンの音はうるさいもののほとんど振動は感じません。
操縦桿を通じて、翼が空気を切る感触が伝わってきます。
高度1500フィート(約450m)、100ノット(約180km/h)の速度で、ワイキキに向かってのびるH1フリーウエイ
に沿って、ダイアモンドヘッドを目指します。
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(当然ですがカミサン撮影)

一度洋上に出た後、雲をかすめるように左旋回。
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イイ感じで操縦してますね~(自画自賛)。
この頃にはすこしだけ感覚がつかめてきて、ちょっとだけ余裕も出てきてます。
水平飛行中はあっちキョロキョロ、こっちキョロキョロ。
昨日はここを自転車で走っていたんだね~と思うと、なかなか感慨深いモノがあります。

動画2 ハナウマ湾上空

ハナウマ湾からパールハーバー上空を回ると、30分の飛行時間もそろそろ終盤。
いよいよ最大の難関「着陸」に挑みます。
スロットルを1/3くらいまで戻して高度を下げていき、滑走路を見ながらグーっと左旋回。
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すると "4L" 、滑走路エンドの白いペイントが真正面に見えてきて、最終の進入開始。
アイドルまでエンジンを絞ると、感覚的にはそうとうゆっくりと地上が近づいてきます。

動画3 Touch Down!

エンドを越えてもう地面までまもなく... 指示に従って操縦桿を引いて... 「ドンッ」。
ふ~、無事着陸です。
このときばかりはさすがに教官もすこし手出しをしてくれたようです。
でないと、きっと横向きに着陸してたと思います、難しかった...

最初はイヤがっていたカミサンも、途中からは遊覧飛行を楽しめたようです。
基本的にノリモノ好きですからね。
上空から見るコーラルブルーもステキだったでしょ?

じつは僕の子どもの頃の夢は「パイロット」。
自衛隊のイベントなどでシミュレーターに乗ったことはありましたが、リアルな「フライト」はもちろん
はじめての経験。
いい思い出になりました。

by alfa_driver1972 | 2006-10-04 22:30 | foto+diary | Comments(16)
2006年 10月 03日
センチュリーライドの様子がテレビで見られる?
今回のセンチュリーライド、浅草キッドの2人が参加されていました。
そういえば、どこぞのエイドステーションで玉袋氏をお見かけしたんですよね。
(氏はけっこういろいろなレースにも出られているみたいですね)

その模様がTVで放送されるようですよ。

テレビ朝日「草野キッド」 
10月7日(土)深夜23:30~0:24 OA (日程修正しました)
10月10日(火)深夜0:45~1:15 OA

「草野☆キッド 男のロマン挑戦SP 100マイルロードレースに挑戦」
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詳細はコチラにも http://www.cyclingtime.com/modules/ctnews/view.php?p=3544
(whitewildさん、情報Thx!)
ぜったい見ます。

タマブクロドットコム http://www.tamabukuro.com/
水道橋博士の「博士の悪童日記」 http://blog.livedoor.jp/s_hakase/

by alfa_driver1972 | 2006-10-03 23:50 | Bicycle | Comments(8)
2006年 10月 03日
Road to Hawaii ~100マイルの記憶 2006センチュリーライド
早朝4:00、目覚ましラジオのFM放送と、ウェイクアップコールで目が覚めます。
ラナイ(ベランダ)の窓から見えるホノルルはまだ闇の中。
街灯に照らされた道路は、少しずつ乾き始めています。
よかった、雨はあがっているようです。

センチュリーライドのスタートは6:15。
スタート地点のカピオラニ公園はホテルの目の前、念のため5時ごろにはスタートラインに並ぶ予定です。
急ぎながらもしっかりと朝ごはんを食べて、いつも筑波で着ている "Ciclismo Ritardando" のオレンジ色の
ジャージを着込みます。
カミサンの負傷した親指にはテーピングをしっかり巻いて...
いざ、出陣です。

ホテルを出たすぐの交差点、すらっと手足の長い、とてもフォームの決まったライダーが目の前を走っていきます。
あれ? もしかして... 
「今中さんですか?」
InterMax代表、というよりツール・ド・フランスに唯一参戦したことのある日本人、という説明の方がわかり
やすいですね。
ロード乗りの間で知らない人はいない、今中大介さんでした。

「ご夫婦揃って参加ですか? いいですねぇ。 距離は? 100マイル! それはスゴイ。 センチュリー
ライドは気持ちいいですよ。がんばって完走してくださいね」

公園までの道を併走しながら、気さくに話をしていただきました。
とても感じのいい方です。
カピオラニ公園でもいろんな方から話しかけられていました。

5:00、予定通りスタート地点に到着です。
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スタートは先頭から100マイル、75マイル... と目標の距離順に並びます。
まだこのタイミングでは人はそんなに多くなく、思いのほか前方に陣取ることができました。
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しかし時間が経つにつれ、集まる集まる。
全参加者数3500人、そのうち2100人が日本からの参戦、だったかな。
広い公園の道路が、見渡す限り自転車で埋め尽くされていきます。
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遠くに見える東の空が、少しずつ明るくなってきています。
まずはあの方向に向かって走るわけですね。

英語、日本語での開会セレモニーがあり、地元高校の女の子による国歌斉唱(上手かった)。
聞こえてくるのはもちろん... "Oh, say, can you see ... " 、「星条旗」です。
オリンピックなんかで耳慣れた曲なんだけと、ちょっと不思議な感じですね。

セレモニーも終わり、予定通り6:15、さあ、いよいよスタートです。
渋滞の中、接触しないように注意しながらゆっくり走り始めます。
だんだん明るくなっていく朝焼けの中、ダイヤモンドヘッドをかすめながら一路東に進みます。
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スタートから約30分たったころの写真。
すっかり夜も明け、快調に走っていきます(テーピングが痛々しいけどね)。
午前中のお天気はずっと曇りベース。
眺め的にはちょっと残念でしたが、気温がさほど上がらず体力的には助かりました。

スタートから45分、第一の関門「ハートブレイクヒル」がやってきました。
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たしかにちょっときつめの坂なのですが、なんせまだ脚が元気なのと長さも大したことないため(500mくらい?)、
意外と楽にクリアーできました。

上の写真、右端に警官の姿が見えますが、各交差点にはこのように警官が立っていてセンチュリーライド
の自転車をノンストップで通行させてくれます。
その間、交差する車はずっと「待て」の状態。
いやはやスイマセンねぇ、とちょっと申し訳なくなるくらい。
おかげで各交差点、右折左折とも安全に走ることができました。

7:40、スタートから約1時間30分、はじめてのチェックポイント(折り返しポイント)に到着です。
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実はここは2番目のチェックポイント(40マイル折り返しポイント、スタートから32km)。
この手前のビーチ沿いに第1チェックポイント(25マイル折り返しポイント、20km)があったはずなのですが、
コースから少しはずれた場所にあったらしく、見落としてしまいました。
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各折り返しポイントではこのように通過のステッカーを貼ってくれます。
ただこのステッカーは「記念品」的な意味合いが強く、そもそもレースではないこのイベント、通過タイムの
計測もなければ、ゴール後の完走証明書をもらうのも「自己申告」。
ステッカーがなければペナルティがあるというわけでもありません。
とはいえ、記念のため各ポイントでいただきましたけどね。

ここまで30km少々、思いのほか調子よくペダルを踏めています。
対してカミサンはケガの影響もあってか、本調子ではない様子。
前半は僕が先行して、しばらくペースを落としてカミサンが追いつくのを待つ、このパターンで走っていきました。

さあ、まだ全体の5分の1です、先を急ぎましょう。
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スタートから約2時間30分、50マイル折り返しポイント(40km)を過ぎて(シールが1枚増えているの
わかります?)、距離にして50kmくらいかな。
さすがにここまでくると自転車の数も少なくなり、交差点での交通整理もなくなります。
この写真に写ってるのはほとんどが(おそらく)アメリカの方。
こうやって他の国の方と一緒に走れる機会なんて、そうあるもんじゃないです。
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スタートから3時間ちょっとの9:30、こちらは75マイル折り返しポイント(スタートから60km)。
各エイドステーションでは、スポーツドリンク、フルーツ、クッキー類などを補給することができます。
しっかり朝ごはんは食べてきたのですが、それでもこの「甘み」がしみるしみる。
黄色のTシャツを着ているのはすべてボランティアの方々、みなさんとっても親切です。
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ここをスタートすると、次はついに100マイル折り返しポイント(80km)、「往路」のゴールです。
すこしだけ筋肉痛が出てきた太ももをさすりながら、さあ、先に進みましょう。

走行距離70kmを越えて、ちょっと疲れが出てきました。
短いサイクルでつづくアップダウンの影響もあって、スピードも20km/h付近をいったりきたり。
誰だよ平坦ばっかりっていったの、話が違うじゃねえかと一人でブツブツ言いながらチンタラ走っていると、
後から誰かが声をかけてきました。
「ご夫婦~、がんばれ~!」
ありゃりゃ、またもや今中さんでした。
おそろいのオレンジ色のジャージを覚えていてくれたのかなと思いきや、この調子で追い抜く選手全員に
声援を送っているようです。
いやはやアッパレ、すごいですね。
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下り坂ということもあり、すこしだけ引っぱってもらいました(当然かなりペースを落としてもらってます)。

しかし不思議なもんです。
さっきまでぜんぜん力の入らなかった足がかなり復活しています。
思いがけずかけてもらった地元の人からの声援とか、こういったちょっとしたうれしい「サプライズ」に
ずいぶん助けてもらった気がします。
スポーツにはメンタルも重要っていうのは、ホントそのとおりだとつくづく思いましたね。

「海沿い」の印象が強いセンチュリーライドですが、走ってみると意外なほど山や住宅街を抜けるコースが
多いことに気がつきます。
しかしここから先の数kmは100マイル走行者だけが見ることのできる、絶景ポイントが広がります。
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手を伸ばせば届きそうな海岸線の横を、もうすぐ先にあるはずの折り返しポイントめざしてラストスパート。

もう見えてくるかな... あれかな... 見えた!
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10:50、スタートから4時間30分、往路ゴールの100マイル折り返しポイント(80km)です。
ふ~、さすがに疲れましたなぁ。
このころにはカミサンもかなり調子が出てきたようで、僕とほとんど変わらないペースで走っています。
対して自分はというと... いつもは痛まないはずの太ももがもうパンパンです。
すこし長めの休憩を取って、水分補給と体力回復につとめます。
(ホントはココでエネルギー補給ができるとよかったのですが、エイドステーションのオレンジにバナナだけ
ではさすがに飽きてしまい、あまり食べることができませんでした。これがのちのち効いてくることになります...)

30分ほどの休憩で、「復路」に向けてスタートです。
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先ほどの絶景ポイントを走りながら写真の撮りあい。
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海岸沿いに自転車を止めて記念撮影したり... このころはまだ余裕がありましたな... 
この先急激に写真が減ります。

折り返しポイントを過ぎてからの40km、累積距離にして120kmくらいまで、今回このあたりが一番しんどく
感じられました。
アップダウンの続く山道にまったくペースが上がらず、痛み始めた太もものせいで強くペダルを踏むことも
できません。
そうするとフォームもどんどん崩れてきて、上半身、特に肩の痛みが出始めます。
ガタガタの続く荒れた舗装にも嫌気がさしてきて、早く終わってくれ~とばかり考えてしまいます。

対して... この頃なぜかカミサンは絶好調。
「かまわず先に行ってくれ」というと、本当にずっと先のほうまで行ってしまいました。
ありゃりゃ、こんなことじゃイカンな... すこしは気合を入れて漕ぐとするか...
疲れた体にムチをいれます。

そんなこんなで行きよりずっとペースダウンしながら、40マイル折り返しポイント(128km)で休憩をとった
あとのこと。
すこし調子の戻った僕が先行して、しばらくいい調子で走っていました。
「ついてきてるかな?」と後ろを向くと、さっぱり姿が見えません。
ちょっといいペースだったからな、離れちゃったかなと止まって待っていると... 突然のスコール。
すこし先の木陰で雨宿りしながら、カミサンが追いつくのを待ちます。
...3分経過 ...5分経過 うん? こりゃなんぼなんでもオカシイな。
バケツをひっくり返したようなスコールのせいか、焦り始めた頭に不安なことばかりよぎります。
もしやこけた? 動けなくなってる?
こうなると居ても立ってもいられず、来た道を急いで引き返します。

暗くなったシャワーの中を走ること3km、5km... 反対車線にずっと目を凝らしていると... いた!
お~い、大丈夫か~。

聞くと、折り返しポイントを出てすぐにパンクしてしまったそうです。
果敢にも1人で修理をしていると、親切な方が声をかけてくださり、後半の作業を目にも止まらぬ早業で
やっつけてくれたそうです。
手伝ってあげられなかった自分の情けなさに腹を立てつつ、けど何事もなくてヨカッタヨカッタ。

タイミングよく、スコールの勢いも収まってきました。
さあ、先を急ごう。

天候もすっかり回復し、この日一番の日差しが照りつけてきました。
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住宅街の坂をヒイヒイいいながら上りつつ、後半30kmの敵は喉の渇きと空腹でした。
この時間になると各エイドステーションの食べ物類が売り切れ、ただの「水」しかなくなってしまいます。
こうなると、日本と違ってコンビニはおろか自販機もとても少ないのでまさにアウト。
ほうほうの体でたどり着いた最後のエイドステーション(20マイル折り返しポイント(144km))にかろうじて
残っていたオレンジのおいしいことといったら...
あれには救われました。

手軽で高エネルギーな携帯食は必須です。
なんせ朝食以外まともな食事をとっていませんでしたから... これが後半大きくペースを落としてしまった
一つの要因なのは間違いありません。
(それ以上に筋力、持久力不足なのはもっと明白ですけどね)
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さあ、残りあと15km。
行きにも走ったフリーウエイ(日本のバイパスみたいな感じです)まで戻ってきました。
ここまでくるとさすがに最後の力が出てきます... というか、早くゴールしたくて仕方がなくて自然にペースも
あがってきます。
カミサンと「あと少しだよ、しかしよく走ったなぁ」などと話しつつ、ほんのちょっとラストスパート。

行きは朝日に照らされていたダイアモンドヘッドを右手に見ながら、坂を下るとカピオラニ公園が見えてきます。
この公園の先がゴール... けど公園でかすぎ~、ゴールはどこだ~ と思っていると...

ついに、ついに、見えてきました。
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「横浜市からお越しの○○さんご夫妻、2人揃ってのゴールです!」
読み上げられる自分たちの名前を聞きながら、16:45、スタートから10時間30分。
無事2人揃って100マイル完走しました。
走ったことのない距離、慣れない海外の道、特にカミサンはケガをした指を抱えてよくぞ走りきりました。
エライエライ。
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けど、さすがにシンドカッタようです...

もうとにかく体のあちこちがイタイです。
ツカレタというよりイタイ。
1番が太もも、2番肩、3番手のひらと足の裏ってところでしょうか... カミサンはこれにお尻が加わって
いたようです(サドルを細くしたからね)。

用意されていた冷たいスポーツドリンクをゴクゴク飲みながら(死ぬほどウマカッタ)、完走証明書を発行
してもらいます。
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(実際には名前が入っています)

100マイル完走者の中でもかなり遅い時間にゴールしたと思うのですが、まだまだ続々と選手が帰ってきます。
満面の笑顔の人、ヘトヘト顔の人、手をつないで、チームで大盛り上がりしながらゴールする人...
みんなの中に、それぞれ楽しくてきつかったホノルルの記憶が残っていくんでしょうね。

僕たちの記憶はどう残っていくんでしょう?
きっと、間違いなく、「楽しかったね、100マイル」って言ってるんだろうな。
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ワイキキビーチに沈む夕日を見ながら、自転車を押してホテルに戻ります。
ホテルが近くてホント助かりましたよ...

クロークに自転車を預けて、部屋に戻ってまずはシャワーを浴びて、あ~すっきりしたと楽なカッコウに
着替えて、さあ今日の夜はビール飲んでパーティだな! なんて言いながらベットの上に転がっていると...

そのまま2人とも眠ってしまっていました。
起きたら夜中の11時。
この日の晩ごはんは近所のバーガーキングお持ち帰りとなりました... トホホ。

祝勝パーティーは翌日以降に持ち越しです。

(ここから先は軽めの記事で... お付き合いありがとうございました)

by alfa_driver1972 | 2006-10-03 21:00 | Bicycle | Comments(20)
2006年 10月 02日
Road to Hawaii ~トラブルは忘れたころに...
心配していた自転車の輸送も上手くいって、順調な旅のスタート。
ドライブ中、はじめてのハワイの道で迷子になって、恒例の夫婦間小競り合いもありましたが(スイマセン)、
まあそれはいつものことでして...
c0053091_22311195.jpg
実はここにいたるまでに、心配だった事項が一つありました。
カミサンが初日のレンタカーでケガをしてしまっていたのです。
詳細は本人の名誉のために伏せておきますが、車のドアに指を挟んでしまい...(十分詳細か)
最初は大したことないだろうと僕もカミサンもたかをくくっていたのですが、時間が経つにつれ、内出血と
痛みがひどくなる一方。
爪の内側がどんどん黒ずんできて、ちょっとでも触ると飛び上がるほど痛いらしい...

こりゃいかんということで、ハワイ2日目のスタートは続々と走り出しているライダーたちを横目に、まず
ホノルルの病院から。
こういうとき、日本語の通じる医療設備がきちんとあるというのはさすがハワイ、心底ありがたかったです。
c0053091_2333420.jpg
診察の結果、骨には異常なくいわゆる「打撲」とのこと。
しかしかなり痛いことにはかわりなく、対処療法的に固定具で指をカバーしてあげることくらいしかできません。
左手の親指なので、さいわい自転車の操作には負担の軽い指ではありますが(soraコンポなのでFDのダウン
シフトくらい)、未経験の長距離にその状態ではかなり心配...

けど、本人にとってもこれで「リタイア」は納得いくはずもなく。

「走れる?」
「走る」

お医者さんの指示にしたがい、できるだけ氷水などで冷却を心がけ、少しでも痛みがやわらぐようにします。
あとは翌日、本番前の様子を見て決める... イヤ、心の中ではもう決まっていますね。

ただ、がんばれ、です。

(後日談:帰国後、再度診察を受けましたが、かなり痛みもやわらぎ、快方に向かっているようです。ホッ)

病院の帰り道、センチュリーライドの事前受付に行きます。
ゼッケンやチャンピオンチップ(エイドステーションの通過センサーに反応するチップ)、参加賞のTシャツ
などをここで受け取ります。
受付会場はワイキキ最古のホテルで、そしてワイキキで一番ステキなホテル、シェラトン・モアナ・
サーフライダー。
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次来るときはゼッタイここに泊まってやる、と変な決意をしてみたり。

そんなこんなしているうちに、ライド前日土曜日の時刻は早くもお昼過ぎ。
朝からやるはずだった自転車の組み立てが遅くなってしまいました。
こりゃ急いでやらないと一度も走らないまま本番になってしまう... 大急ぎで組み立て開始。

まずはカミサンのGIANT号を組み上げ軽く調整。
ポジション、ブレーキ、ギアチェンジ... よし、問題なし。
過酷な移動によく耐えてくれました、エライエライ。

次、自分のBianchi号。
サクッと組み上げて、ポジションだして、ブレーキよし、ギアチェンジ... ありゃ、なかなか決まらんな。
カミサンのシマノは一発だったのに、これだからカンパは... とか悪態つきつつリアディレーラー(RD)の
アジャスターボルトをいじり... ありゃ、なんか感触がヘンだぞ...

パッとRDに飛びつき、よく観察してみると... グラグラしちゃいけないところがグラグラと...
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アジャスターボルトがポッキリ折れてました。
これじゃいくらアジャスター回しても調整できないわけだ...
輸送時に負担のかかる場所なことは予想していたので、かなり厳重にカバーはしていたのですが、それでも
こういうことがおきてしまうんですなぁ...

文字通り「アジャスター」ですから、これがなくてもなんとか組み付けて走行は可能です。
しかし変速が不安定になることは間違いなし。
アジャスター無しでシフトワイヤーを通すと、RDのねじ山に直接ワイヤーが接触してしまい、途中で切断
されてしまう可能性も0ではなく...
できればこの状態でのロングライドは避けたいところです。

さて困った。
工具一式とワイヤーの予備は持ってきているものの、さすがにこんな部品は想定外です。
瞬間接着剤? いや、けっこう負担のかかるところだからきっと途中で折れるな。
部品を調達できないか? いや、国内でもカンパのショートパーツ(予備部品)を在庫している店は少ないしな...
このハワイで手に入る可能性はかなり低いか...
しかし一縷の望みを託して、ワイキキ中の自転車屋(といっても4軒)に電話をかけます。
こちらの地図が大変役にたちました)

「そちらでカンパニョーロの取り扱いあります?... イヤ、だからカンパ... ほら自転車の変速機とかのシマノ
じゃないほう... そうそう、そのカンピよカンピ... あ、取り扱ってない... 失礼しました...」

我が8点の英語力(100点満点)を駆使して悪戦苦闘、カンパじゃなくて彼の地では "campi" なんですな。
自転車屋の規模が小さいということもあるのでしょうが、カンパの流通量は少ないようです。

最初の3軒は取り扱いゼロ。
そのうち、ホテルから一番近いお店 "Island Triathlon & Bike" には直接行ってみました。
壊れた部品を見せながら「明日のセンチュリーライドに参加するんだ」というと、日本語のできる店員さんが
それはそれは一生懸命代用できる部品を探してくれましたが、残念ながらカンパにはあわず...(シマノ用でした)
それでも「とりあえず持っていきな、タダでいいからさ」の言葉を聞いたときはうれしかったな...

とはいえ、合わない部品ではどうしようもなく、ラスト4軒目のお店 "Bike Factory Sports Shop" に
電話をかけます。
すると、カンピのショートパーツはないけどとりあえず取り扱ってはいるよ、とのこと。
オマエの英語じゃナニ言っているのかよくわからんから、直接お店に来なさいっていうんで(きっとそうは
言われてない)、ワラにもすがる気持ちでタクシーを飛ばしてお店に向かいます。

(余裕なく写真なしでスイマセン)
10分少々でお店に到着。
雑然とした印象のお店の中にはロードの完成車がたくさん、しかしコンポなどの部品はあまり目につきません。
店員さんをつかまえて折れたアジャスターを見せると、引き出しをとっかえひっかえパーツを捜してくれ
ましたが、残念ながら見つからず。
カンピのパーツはなにがあるのかと聞くと、ほとんどがRECORD(カンパの最上位コンポ、すごく高い)とのこと。
やっぱダメかとあきらめつつ、けどこんなのもあるよと出してきてくれたのが...
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ハイ、すでに装着済みですがCENTAUR(カンパの中位グレード)のRDです。
色違い(C-GREY)だし、アジャスター折れただけでRDごと交換ってのもなぁと、若干の葛藤があったのも
事実ですが、「ココにコレがあっただけでも奇跡なんだから、いいから買っちゃいなさい!」とのカミサンの
後押しを受け(こういうとき女性は強い)、ほぼ定価のお値段ながら購入させていただきました。
まあいつかは買おうと思っていたCENTAURのRD(現状はその1つ下のVELOCEというグレードがついてます)
なんですが、まさかこんな形で交換することになろうとは...
(というわけなので、今後僕の自転車を見て「なんでここだけ色違いなの?」とは聞かないよーに)

ここでやっと心の余裕が出てきました。
するとペコペコになったおなかの存在にも気がつき、ようやく遅めの昼ごはんです。
アメリカといえば... お約束ですね。
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こんなにシンプルなのに、なんでこんなにおいしいんだろう。
アゴが外れそうになりながらしっかり完食。

パンパンのおなかを抱えながらホテルに戻りRDを交換します。
念のためワイヤーも張り替えて(筑波でリハーサルしといてよかった)、交換終了。
調整もすぐに決まって、よし、これで完璧です。
時刻は午後4時、夕暮れまで間もないですがさっそく走り出しましょう。
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正真正銘、これが初の「海外自転車ライド」となりました。
本番のコースをほんの少しだけなぞってワイキキに戻ると、すでにサンセットの時間がすぎていました。
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カミサンの親指は心配だけど、とりあえず準備は整いました。
さあいよいよ明日が本番です。
近所のABCストア(ホントにいたるところにあります)で朝ごはんを仕入れて、時差ぼけに負けず早めの就寝。

明日は4時起きか... と思いながら窓の外の夜景を眺めていると... ありゃ、雨だ。
朝にはやんでいるといいなと思いつつ、長い一日の疲れからかあっという間に眠りに落ちていました。

(次はいよいよセンチュリーライド本番です)

by alfa_driver1972 | 2006-10-02 23:00 | Bicycle | Comments(14)